過払い請求 特集

Money Japan

弁護士や司法書士に頼むといくらかかる?

高額報酬ともいわれる弁護士や司法書士への支払い。

それだけでただでさえ敷居が高いイメージであるのに加えて高額報酬と聞くと自分で手続きした方が良いのでは・・・と考える方もいますが、本当に高い費用なのでしょうか?

最後まで読んでもらえれば決して高いものでもないということを理解してもらえると思います。

弁護士・司法書士に依頼した場合、支払う報酬
  • 着手金
  • 実費(裁判費用や交通費など)
  • 成功報酬:取り戻した過払い金の15~20%

着手金について

過払い請求に限らず弁護士が任意整理など受件する際に多いのが
1社あたり2万~3万円というところが多いです。

  • 着手金 × 過払い請求をする会社数

着手金ですから本来は先払いするものですが、過払い請求の相談に来られる方は手持ちのお金がない人も多いので、着手金の支払いも過払い金が戻ってきてからその他の報酬・経費とまとめて精算で良いとしている事務所もあります。また。

弁護士さんや司法書士さんの中には、より多くお客さんを集めるために(←言い方が悪いかもしれませんが、法律家もあくまでサービス業ですから。)、相談料・着手金無料という事務所もあります。

実費について

電話代、交通費、裁判費用(郵券代・印紙代)など、実際にかかった費用について発生します。しかし事務所によっては成功報酬のみで実費は不要というところもありますし、たちの悪い事務所だと手数料と称してお金を取るところもあります。

どのようなものが請求されるのか、初めての相談の時に確認しておいた方が良いかもしれません。

取り戻した過払い金の15~20%の成功報酬

弁護士でも司法書士でも成功報酬は、取り戻した過払い金の15~20%が相場です。

例:過払い請求の成功報酬
取り戻した過払い金 支払う成功報酬
50万円 7.5~10万円
100万円 15~20万円
150万円 22.5~30万円
200万円 30~40万円
300万円 45~60万円

過払い請求を依頼した人が実際に受け取るお金は、過払い金の6~7割になることが多いです。

自分で過払い請求をした場合、かかる費用は2~3万円ですから、比べてみると圧倒的に高いと思います。

ただ何十万円という費用になるものの、過払い請求を依頼する人が手元のお金から支払うことはありません。

なぜなら貸金業者から取り戻した過払い金は依頼した人の銀行口座へ振り込まれるのではなく、一度、弁護士・司法書士の口座へ振り込まれ、そこで全ての経費精算を行い、残りの金額が依頼したお客さんの口座へ振り込まれる流れになっているからです。
これはどこの事務所に依頼した場合でも変わりません。

高いと思う費用かもしれませんが、「過払い請求をお願いします。」と頼めば、後はお金が振り込まれるのを待っていれば良いという点は弁護士・司法書士に依頼するメリットなのです。