過払い請求 特集

Money Japan

過払い請求の流れを把握する

過払い金を取り戻すまでに、「自分が何を、どのような方法でやっていくのか?」を知っていれば、貸金業者から過払い金を取り戻すことも難しく感じることなく、安心して取り組めるはずです。

個人で過払い請求をする場合には、下の図の流れになります。
弁護士や司法書士に依頼した場合も流れは同じですが、全ての手続きを任せられます。

※司法書士に依頼した場合は、例外的に自分で裁判をしなくてはいけなくなる可能性があります。

過払い請求手続きの流れ:取引履歴の開示請求から判決・和解に至るまで

前半、3つの作業を行った後、和解へ進むのか裁判に進むのかに分かれます。

過払い金の全額+5%の利息を取り戻したい場合は、訴訟へ進むと思っていてください。ほとんどの貸金業者は裁判をせずに和解してくれることはありません。

仮に和解を提案してきたとしても、過払い金の6~7割の程度の金額、ひどいときには過払い金の1~3割という低い条件です。(納得ができなければ和解せず、裁判をする。)

裁判は判決をもらうまでやることもありますが、多くの場合、和解で解決します。

弁護士や司法書士に頼らず自分で裁判を行うのは難しいのでは・・・と思うかもしれませんが、裁判では貸金業者の主張が認められなくなっているので、個人でも簡単に勝てる裁判、誰もができる手続きとなりました。

多くの人が弁護士・司法書士に頼らず自分で過払い請求を行い、その時の体験談をブログにまとめたりしています。大手の消費者金融であれば、ほとんど会社の体験談が見つかると思うので、参考にしながら手続きを進めていくことができるのもポイントです。

過払い金を取り戻すまでの期間は?

過払い金を取り戻すまでに4ヶ月~半年程度かかります。
4ヶ月~半年と聞くと、長い期間なので大変な手続きだと思うかもしれませんが、実際に手続きのために書面作成などを行っているのは、せいぜい3~5日程度のものです。

過払い請求の具体的な手続き内容について