残債がある状況で過払い請求をしたときの返済と信用情報について
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どうせ過払いになっていて、お金も戻ってくることになるんだから、返済止めても良いよね!と考えたくなるのですが、こればかりは・・・。
2010年4月19日以降、過払い請求をしたことを示すコード71(契約見直し)の項目が削除されることになり、安心して過払い請求をすることができるようになりました。
しかし残債があり過払い請求をするから返済を止めた場合、キャッシング会社によっては、約束通りの返済を行っていないとして延滞情報を登録するかもしれません。
もちろん和解交渉や訴訟で判決をもらって過払いになっていたということであれば、登録された情報も削除されます。ですので、結果的には延滞情報もついていないキレイな個人信用情報になると言えるのですが、交渉・訴訟中は延滞情報がついたままです。
どうせ消えるのだから気にしないという方もいれば、一時的であっても信用情報が汚れるのは嫌だと考える人もいるでしょうから、その辺は個々人で判断していただければ。
ちなみに、この延滞情報は3ヶ月以上、返済が滞った場合につくものです。
ですから3ヶ月目に利息だけでも入金しておけば・・・。
ただ登録するかはキャッシング会社の判断になりますから、このページの最後、「最終的にはキャッシング会社のさじ加減?」の記事を読んでください。
コード71(契約見直し)がなくなったとはいえ、ブラックにならないわけではありません。
残債ありで過払い請求をする場合、弁護士・司法書士に依頼した場合と自分で過払い請求をする場合とではブラックリストに載るかどうか変わってきます。
■弁護士・司法書士に依頼した場合
まず弁護士・司法書士が介入した段階で「債務整理」の情報が登録されることになります。
もちろん先生の交渉の仕方によっては載らない可能性もありますし、最終記事である「キャッシング会社のさじ加減?」のような状況もあり得ます。
法律家の先生が介入すると、まず取引履歴を取り寄せ、引き直し計算を行います。
ここで過払い金が発生していて、交渉や訴訟によって解決した場合、登録されていた「債務整理」という情報は削除されることになります。
逆に引き直し計算をしても残債がある場合や、その残債が例えば1,000円だけ残っていて、金額も微々たるものだから0円にしてよ・・・ということで債務がなくなった場合などは「債務整理」をしたことになりますので、登録されている情報が消えることはありません。
この場合、発生から5年を超えない期間、信用情報機関に残ることになります。
少しの間でも「ブラックリストに載る」可能性があることだけは頭に入れておきましょう。

■自分で過払い請求を行う場合
自分で手続きを行う場合ですが、引き直し計算の結果、過払い金が出ていた場合で和解や判決までいけば何も登録されることはありません。
法律家の先生が介入したときのように、まず情報登録されて消えるのではなく、初めから最後まで何も情報が登録されることはありません。
しかし、引き直し計算を行ってもまだ残債がある場合で、そこから更に減額などに応じてもらうと「債務整理」という情報が付くことになります。
結局、残債がある状況で過払い請求を行った場合には、一度は債務整理や延滞情報が登録される可能性はあるけれども、過払い金を取り戻した場合には登録された情報が削除され、きれいな個人信用情報となるということになります。
そして登録の申請をするかどうかはキャッシング会社次第ということになります。
キャッシング会社としても、一度、登録したとしても、どうせ取消の手続きもしなければならないなら二度手間になるので初めから登録申請しないということも考えられます。
逆に少しの間でもブラックにしてやれ!と嫌がらせのような考えをもった会社もあるかもしれませんので、こればかりは一概に言えないのです。
過払いであったにもかかわらず情報の削除を行わないような会社は電話で文句をつけるか、金融庁に苦情の電話をすれば、即、対応してくれるでしょう。